BeReal（ビーリアル）での「動画・音」機能とは？音声付き動画やBTS、設定方法を詳しく解説

BeReal（ビーリアル）は、リアルな瞬間をそのまま投稿することをコンセプトとしたSNSです。

写真が基本の投稿スタイルですが、近年では動画投稿機能や「Behind The Scenes（BTS）」機能の追加によって、より臨場感のあるシェアが可能となりました。

中でも「動画に音声は入るの？」「シャッター音は鳴る？」「BTSで音が入らないのはなぜ？」といった疑問を抱えているユーザーも少なくありません。

この記事では、BeRealにおける動画と音声の関係、BTS機能の使い方、マイクの設定方法、音が入らないときの対処法などを詳しく解説します。

BeRealの動画投稿機能とは？
1. 主な特徴：
BTS（Behind The Scenes）とは？
1. BTSの特徴：
音声が入る条件とマイク設定のポイント
1. 音声録音が成功する条件：
2. マイク許可の設定手順（iPhoneの場合）
音声が入らないときのトラブルシューティング
1. よくある原因と対処法：
ビデオ投稿 vs BTSの違いと使い分け
1. 使い分けのヒント：
まとめ：リアルな体験を“音”で共有しよう

BeRealの動画投稿機能とは？

BeRealはもともと写真投稿がメインのSNSとして始まりましたが、2024年以降のアップデートによって、より臨場感のある瞬間を記録・共有できるようになる動画投稿機能が新たに試験導入されました。写真だけでは伝わりづらい“その時の空気感”や“動き”を補完する手段として、ユーザーから注目を集めています。

この動画機能は現在、iPhone限定で提供されており、Androidユーザーには今のところ未対応です。今後の展開が期待されていますが、現時点ではiOSユーザーのみがこの機能を活用できます。

主な特徴：

最長30秒のビデオ録画が可能：タイムリミット内での簡潔な動画記録が可能で、日常の一コマを臨場感あるまま共有できます。
内カメラと外カメラの同時録画に対応：BeRealの最大の特徴である「ダブルカメラ撮影」がそのまま動画にも反映され、より立体的な投稿が可能です。
シャッター音が鳴らないため自然な撮影が可能：撮影時のカメラ音がないため、よりナチュラルな記録が可能で、周囲に気を遣う場面でも使用しやすくなっています。
音声（マイク）も録音可能：その場の環境音や会話も一緒に記録され、映像だけでなく音による臨場感の共有も可能になります。

このように、動画投稿機能によってBeRealは「リアルさ」の追求にさらに深みを加えました。静止画では伝えきれないちょっとした動き、背景の生活音、周囲の空気感までも含めて、フォロワーと共有できるようになります。まるでその場に一緒にいるかのような体験を届けられる点が、この機能の最大の魅力といえるでしょう。

BTS（Behind The Scenes）とは？

BTS（Behind The Scenes）とは、BeRealで写真を撮る直前の瞬間を捉えるための、非常にユニークな動画記録機能です。具体的には、カメラシャッターが押される前の数秒間の映像を自動的に録画し、そのまま投稿に付加することができます。この仕組みによって、静止画では伝えきれない「直前の空気感」や「実際の会話音」、「周囲の出来事」などをリアルに再現することが可能になります。

BTSの特徴：

写真撮影前の数秒間を自動で録画：ユーザーが写真を撮るその瞬間をより立体的に記録することができる。
ユーザーがON／OFFを選択可能：設定画面や投稿時の操作で、BTSを有効化・無効化できるため、気軽に切り替え可能。
音声付きで記録（マイク許可が必要）：背景の音や自分の声、周囲の物音なども含めて録音されるので、よりリアルな体験を届けられる。
投稿時に再生ボタン付きのBTSプレビューが表示される：写真とともに、短い動画も併せて再生できるため、視覚と聴覚の両方でその瞬間を楽しめる。

たとえば、友人と笑い合っている瞬間や、ペットが動き回る様子など、写真だけでは「一瞬」を固定してしまいがちですが、BTSを活用することで、前後の文脈がわかる自然なストーリー性のある投稿に仕上がります。特に臨場感を大切にしたいシーンでは、BTSがその真価を発揮します。

音声が入る条件とマイク設定のポイント

BeRealの動画やBTS機能で臨場感のある音声付き投稿を実現するには、いくつかの大切な条件と設定を満たしておく必要があります。音声が入らない場合、せっかくの動画が無音になってしまい、リアルさが半減してしまいます。以下に紹介するチェックポイントをしっかり確認しましょう。

音声録音が成功する条件：

アプリがマイクへのアクセスを許可されていること：マイクの使用許可がオフのままだと、いくら録画しても音声は一切記録されません。
BTS機能または動画モードがオンになっていること：静止画モードでは音声は記録されないため、対応するモードである必要があります。
撮影中にサイレントモードになっていないこと（機種依存）：一部の機種では、端末がサイレント設定になっていると、マイクの録音が無効になる場合があります。
アプリとOSのバージョンが最新であること：古いバージョンでは音声録音に不具合が出ることもあるため、アップデートの確認も重要です。

マイク許可の設定手順（iPhoneの場合）

iPhoneの「設定」アプリを開く
アプリ一覧から「BeReal」を選択
「マイク」のトグルをオンに切り替える

これで、BeRealがマイクへアクセスできるようになります。

なお、もしマイクが許可されていない場合、たとえBTSや動画撮影が正常に動作していても音声は一切記録されません。また、録画後に音声を後から追加することはできない仕様となっているため、撮影前の事前チェックが非常に重要です。失敗を防ぐためにも、撮影前には端末の音量、マイク許可、アプリのモード設定の3点を再確認しておくことをおすすめします。

音声が入らないときのトラブルシューティング

BeRealの動画やBTS投稿で「音が入っていない」と感じたとき、焦らずにまず以下のポイントをチェックしてみましょう。原因は設定や操作ミスによるものが多く、少しの確認で簡単に解決できる場合がほとんどです。特に新しい機能が増えたことで、ユーザーが見落としがちな項目も増えてきているため、以下の表を参考に総点検してみてください。

よくある原因と対処法：

原因解決方法
マイク未許可	設定アプリでBeRealのマイクアクセスを許可する。アクセスが拒否されたままだと、映像は録れても音声は完全にカットされてしまいます。
BTSがオフ	カメラ画面右上または投稿画面のオプションでBTS機能をオンに切り替える。BTSがオフのままだと、音声も自動的に記録されません。
ビデオモード未使用	通常の静止画モードでは音声は含まれない仕様。動画モードを選択してから撮影する必要があります。
スマホのサイレント／ミュート設定	音量ボタンを確認し、サイレントになっていないかコントロールセンターで音声出力設定を確認する。一部の端末ではミュート状態で録音が無効になります。
アプリやOSが古い	BeRealまたはスマートフォンのOSを最新版にアップデートすることで、音声記録の不具合が解消されることがあります。